映画・ドラマ

『ゴーストバスターズ』は1984年のオリジナル版より2016年のリブート版のほうがおもしろい

テレビ放映されていた『ゴーストバスターズ』2016年のリブート版を見た。もともとリブート版だということを知らずに見てかなりおもしろかったので、1984年のオリジナル版も見てみたいと思ってレンタルする。そしたらびっくりするほどつまらなかった。 リブー…

竜とそばかすの姫を映画館に見に行った感想

竜とそばかすの姫を映画館に見に行ってきた。見終わったときの感想としては思っていたよりよかった。予告PVをみて映像はまあまあきれいだがストーリーは微妙な気がすると思っていたが、結果どちらも自分の予想を超えてよかった。 細田守監督の作品の中ではサ…

13日の金曜日じゃないけど『13日の金曜日』PART1~4を見た

2020年には13日の金曜日が2回あった。3月と11月だ。3月に『13日の金曜日』シリーズ1を見てから3ヶ月ずつ空けてシリーズ2と3を見る。そしてせっかくだから11月の13日の金曜日に完結編といわれているシリーズ4を見ようかと思いレンタルDVD店に行く。するとちょ…

なぜか今でも覚えている「自殺者リサイクル法」

世にも奇妙な物語にはたまにめちゃくちゃ印象に残る話がある。そんな話の中でも特に記憶に残っているのが「自殺者リサイクル法」だ。2009年に放送されたものをリアルタイムで一回見ただけなのに、10年以上たった今でもストーリーもオチもしっかり説明できる。…

大河ドラマへの史実ではないという批判にもやもやする

自分はドラマを見た後によくドラマの感想を見る。肯定的なコメントもいいが、批判的なコメントもいい。なるほどと思うものがありドラマについてより深く理解できたような気になるからだ。だが大河ドラマの感想でしばしば見る、これは史実ではないというコメ…

『キャリー』1976と2013の違い

『キャリー』はスティーヴン・キングの小説が原作で1976年と2013年に映画化されている。その両方を見たので感想と2つの違いについて語ってみる。 いじめられた子が超能力を使って復讐する話だと聞いていたので、ひどいいじめのシーンがあるのだろうと思って…

「呪怨」を見るならビデオ版がいい

劇場版とビデオ版の「呪怨」のDVDをレンタルして見た。呪怨はかなり怖いというイメージが先行していてなかなか手を出せなかったのだが、友人から俊雄くんがかわいいと聞いてついにレンタルした。 劇場版とビデオ版は出演者は違うが監督は同じ。どちらも短編…

「サ道」と「のの湯」にみる男女の裸の価値観の違い

温泉派なのでサウナも銭湯もあまり好きではなかったが、最近見たドラマですこしばかり興味がわいてきた。そのドラマが「サ道」と「のの湯」だ。 サウナに通う男たちのドラマが「サ道」、銭湯に通う女たちのドラマが「のの湯」である。最近見たこの2つのドラ…

ホラー強化期間に見た映画まとめ

最近ホラーが見たいという謎の衝動にとらわれて見た作品をまとめてみた。「リング」1998 くーるーきっとくるーに聞こえるテーマでおなじみの貞子の映画。貞子が「呪いのビデオテープ」は見た者を1週間後に呪い殺す。今はあまり見かけることのなくなったVHS(…

13日の金曜日にジェイソンを見ようと思ったらおばさんの狂った演技に戦慄した

2020年3月13日は金曜日だ。まさに13日の金曜日、思い立ったか吉日ということでレンタルDVD店で「13日の金曜日」を借りてきて見た。ちなみに2020年で13日の金曜日に映画を見る機会は11月にもある。今回惜しくも波にのれなかったとしても11月に再挑戦するチャ…

「チャイルド・プレイ」はちゃんとホラーしてた

「チャイルド・プレイ」は殺人鬼の魂が人形の中に入って動き回るアメリカの映画だ、ということは見る前から知っていた。動かないのに髪が伸びたり赤い涙を流したりする日本人形は怖い。だけど動き回る洋風の人形は怖くないんじゃないかと軽い気持ちで見てみ…

「エクソシスト」を自分なりに解釈する

映画「エクソシスト」は神父が悪魔祓いをして悪魔に取り憑かれた少女を助ける話である。自分は子どもの時にテレビで見たことがあるのだが、少女のお腹にHelp meの文字があったことと神父が悪魔を自分に乗り移らせて窓から飛び出したこと以外記憶になかったの…

『東京ラブストーリー』の漫画とドラマの違い

「東京ラブストーリー」は1988年から連載された柴門ふみによる漫画で、1991年にドラマ化された。ドラマは全11話でメインの4人は鈴木保奈美(リカ)、織田裕二(完治)、有森也実(さとみ)、江口洋介(三上)が演じる。オープニングは小田和正「ラブ・ストー…

『銀魂』が実写化されてよかったこと

このところアニメ化されている漫画がよく実写化されている。漫画からの実写化より漫画→アニメ化→実写化の方がハードル高い。なぜなら実写ではアニメ以上に漫画のキャラクターを再現することが難しいからである。 漫画には声がついていないので、漫画を読む時…

IT(イット)1990年テレビ版と2017年リメイク版の違い

2017年公開の映画IT(イット)を見て、ジョージーとペニーワイズのやり取りが自分の知っているものと違う…と思い調べてみると、2017年のITはリメイク版であることを知った。 ITの原作はスティーブン・キングの小説で、1990年にも映像化されている。その時は…

金曜ロードショーで放送されたIT(イット)リメイク版のカットされていたところ

先週、金曜ロードショーで2017年公開のIT(イット)リメイク版を見てカットされているシーンが気になったので、DVDをレンタルして見た。金曜ロードショーはお茶の間でも見れるようにするためにグロい要素が削られてるだけかと思ったら、そうでないシーンもけ…

『墓友』はおばさんの粘着っぷりが怖い

再放送されていた世にも奇妙な物語の『墓友』を見た。2014年に放送されたときも見て怖かった気がするが、改めて見てもやっぱり怖い。怖いのは幽霊やお化けではなく人間のおばさん。こんなおばさんがどこかにいるかもしれないと想像できるリアルさがある。 ち…

『未来のミライ』をみて2人目の産後の生活を想像する

金曜ロードショーで『未来のミライ』を見た。2人目の子どもが生まれた共働きの家庭がかなりリアルに描かれていたと思う。妹ミライが生まれたばかりの4歳の男の子くんちゃんの様子が特に印象的だ。 映画ではくんちゃんのわがままをこれでもかというほど何度…

『アラジン』を十数年ぶりに改めて見た感想

最近、子どものころに見た作品を見ることがよくある。年を重ねてから改めて同じ作品を見直すことで、子どものころとは注目するポイントが変わったり、好きなキャラが変わったりしていることに気づいた。 ディズニーアニメの『アラジン』もその一つである。子…

ディズニー『美女と野獣』の実写版とアニメの違い

ディズニー『美女と野獣』の実写版とアニメ版を見たので違いについて語ってみる。実写は2017年製作で129分、アニメ版は1991年製作で84分。実写のほうが尺が長いためベルの母の話と、王子の子ども時代の話が追加されている。 ベルの父親モーリスが森で迷って…

『シンデレラ』のアニメと実写の違い3つ

『シンデレラ』は健気に頑張っていた主人公が王子に見初められて幸せになるという王道のストーリーだ。たとえ今は苦しくてもずっと耐え忍んでいればいつか幸せになれるというのは夢のある話だと思う。現代でもシンデレラと名のつくものはたくさんある。 苦労…

『リング』を見て本当に怖いのは貞子ではなく人間だと思った

深夜に再放送していた『リング』を、録画して昼間に見た。貞子がテレビから這い出てくる例の有名なシーンだけは知っていたが、映画全体を通しで見たのは初めてだった。 まず「呪いのビデオテープ」の設定が怖い。それを見たというだけで1週間後に呪い殺され…

ドラマ『義母と娘のブルース』は義母という言葉のイメージからは想像のつかない心温まる話だった

義母とは血縁関係のない義理の母親のことである。血のつながりのない母親というと、夫と前妻の間にできた子ども愛することができなかったり、子どもより夫を優先したりと、ドロドロした話を想像しがちである。そういえば童話のシンデレラも義母にいじめられ…

ドラマ『マルモのおきて』は新しい家族の形を示しているのか

「マルモのおきて」は2011年に放送された日本のテレビドラマだ。芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんが踊る「マル・マル・モリ・モリ」を知っているぐらいで、放送当時は見ていなかったが、再放送されたのをきっかけに全11話を見てみた。 「マルモのおきて』は文房具…

ドラマ『母になる』は産みの母親と育ての母親がバトる話

2017年に放送されたテレビドラマ『母になる』は産みの母親と育ての母親が子どもをめぐり自分の想いをぶつけ合ってバトる話だった。産みの母親は結衣(演ー沢尻エリカ)、育ての母親は麻子(演ー小池栄子)である。結衣は結婚し広を出産するが、広は3歳の時誘拐…