Excel(エクセル)の関数はもっとイメージのわきやすい名前にして欲しい

パソコン教室でエクセルの関数について学んだ。SUM(合計)、MAX(最大値)MIN(最小値)、AVERAGE(平均値)、COUNT(データの数)、ROUND(四捨五入)については前から知っていたため簡単に受け入れられる。

 

特定の文字が何文字目にあるか見つけるFIND、文字を置き換えるREPLACE、無駄な空白を消すTRIMは初めて知った関数だ。だがどれも英語の意味と似ているためすんなり受け入れられる。

 

大文字にするUPPERは「上の、高い方の」、小文字にするLOWERは「下げる、落とす」という意味だが大文字のことをUpper-case、小文字の事をLower-caseというらしい。ちょっと英語の意味とはズレがある気もするがなんとか受け入れられる。ちなみに頭だけ大文字にするPROPERは「適切な、正しい」という意味である。

 

しかしLEN、INT、MOD、JIS、ASCは文字から全くイメージができないため受け入れがたい。

 

LENは何文字あるか調べる関数で、由来はLength(長さ)からきているらしい。INTはInteger(整数)由来で、整数表示にする関数だ。MODはModulus(率)由来で、割った余りを求める。これらは由来になっている英単語の意味を調べてみることで、ちょっぴり受け入れることができた。

 

しかしJISとASCはさっぱりだ。JISは全角に、ASCは半角に変換する関数だが、調べても由来がよくわからない。JISと検索するとJapanese industrial Standard(日本工業規格)が、ASCで検索すると、Aeronaucial System Center(航空システムセンター)が出てきた。

 

だが受け入れられないとはいってもJISとASCには代わりになりそうな機能がない。REPLACEやTRIMはホームタブの「置換」ボタンを利用すれば使う必要はなさそうだが、

 

Word(ワード)だったら半角や全角への変換は、ホームタブの「文字種の変換」ボタンを使って簡単にできる。だがExcel(エクセル)にはなぜかそのボタンが存在しない。同じようにボタンを作ってくれたらいいのにと思うが、ないものねだりをしてもしょうがない。名前が受け入れがたい関数であっても無理矢理頭に叩き込むことにしよう。