スマホ業界の移り変わりがすごい

スマホの調子が悪くなってきたためこの機会にどこかに乗り換えようかと思いネットで調べてみたところ、スマホ業界が2年前とは大きく違っていることを知って驚いた。スマホ業界の移り変わりは半端なく速い。


まず電気通信事業法の改正によって2020年10月1日より契約解除料が見直された。2年ごとに1月だけ解約月を設定され、解約月以外に解約すると1万円近くとられる悪魔のような契約のことである。2年縛りとも呼ばれていた。


契約してすぐ解約されたら利益がでないからという理由で契約解除料をとるのならわかるが、2年以上契約した人が解約するときでも高額の契約解除料をとるのは意味がわからない。ファンクラブを抜けるときに長年のファンから無理やりお布施を奪いとるようなものだ。奪われた人はファンだったことを後悔するだろう。


以前はそんな理不尽な契約から逃れたくても、契約解除料をとってない携帯会社がほぼなかったため逃れられなかった。だが2020年10月以降はほとんど全ての携帯会社で契約解除料がなくなるか1000円になったため、安心して契約できるようになった。


いいことだ。自分にとっては原則屋内喫煙が禁止になった健康増進法の改正の次にうれしいニュースである。この調子でWiMAXの契約解除料も廃止してほしい。ついでにMNP転出料3000円と事務手数料3000円もなくなってくれると助かる。


他には速度が遅いと言われていた会社の評判が変わっていた。楽天モバイルとかイオンモバイルとか2年前は遅くて使えないと言われていたところの速度が改善されてきたらしい。ONEモバイルは2年前は遅いほうだったが、最近は速度ランキングの上位に食い込むようになったとか。


楽天モバイルは他社の回線を借りるのではなく自社の回線を持ち第4のキャリアと呼ばれるようになった。都市部では楽天の回線を使うことができる。それ以外の地域はまだ整備が追いついてなくてauの回線を借りているようだが。それでも遅すぎて使えないということはなく、わりと快適に使えるようになったらしい。


まあ速度に関しては地域差が大きいので、自分のいるところで実際使ってみないとわからないものだが。2年前より気軽に乗り換えられるようになったので、いろいろ試してみてもいいかと思う。また数年後には大きく変わっているだろう。さらにスマホ業界がよりよくなっていくことを願う。