ぼくのかんがえたさいきょうの明智光秀

一つ前の大河ドラマの主役で明智光秀が描かれたのだがコレジャナイ感がすごかった。鉄砲に詳しかったり見えないところでケチとか道三に毒づくところは好きだったが、急に敵は高政様とか言いだしたり麒麟が来る来るいってるのはなんか違う。だから自分なりに最強の明智光秀について考えてみた。


子ども時代の光秀は生き物に興味を持ち魚やセミや蛙の解剖をするのが好きだった。その後近所の医師に弟子入りして医術を身につける。記憶力がよく教えてもらったことをすぐ自分のものにする。1年で独立し医師として活動できるように。


プライドが高く自分を見下すやつは許せない。医師としてメスを握る手を大切にしているためケンカは蹴り技中心。人を斬る感覚が味わえるので鉄砲よりは真剣派。人体にくわしいので戦のときに効率的に相手を倒す方法を知っている。


青年期はフリーランスDr.のような働き方をしていた。自分をもっとも評価し報酬を多くくれる主君へ仕えるために、斎藤道三朝倉義景足利義昭織田信長へと主君を変える。


しばらくは義昭と信長両方に仕えていた。しかし古い家臣を大切にして新参の自分を評価しない義昭を見限る。細川藤孝とか親の七光りで重用されていたし。信長なら自分を評価してくれるし働き次第で出世できそうだと思った。


信長は働きに応じて領地や城をくれるので、光秀は延暦寺攻めとか丹波攻略とか懸命に働いていた。しかし多すぎる仕事量と重すぎるノルマ達成のプレッシャーのため過労で倒れる。そのとき自分を看病してくれた最愛の妻ひろ子も失う。


ある程度の年齢になり身体にも衰えが出てきた。信長はちょっとのミスでもめちゃくちゃ責めてくるし、このまま信長に仕え続けていてもこれ以上待遇がよくなるとは思えない。やっぱり仕える側じゃだめだ、信長をぶっ殺して俺がトップに立つ!ということで本能寺へ攻め込む。


信長の寝所に侵入して日本刀で心臓を一突き。このとき暗殺者としての自分の才能を自覚する。その後一時天下を手中におさめるも、出世争いを繰り広げていた秀吉が主君の敵という大義名分をかかげたくさんの仲間を引き連れて襲ってきたため逃げる羽目に。


その道中落ち武者狩りの百姓に刺されて生涯を終えたことになっているが、実は生き延びていた。家臣の遺体を自分の顔に整形し自分の顔は別人に整形することで追手から逃れる。その後は各地を渡り歩きながら暗殺者として活動し最期まで自分の欲望に忠実に生きた。


以上、なおこれは完全なる妄想であり歴史的事実との整合性はありません。