ウチの自治体のコロナワクチン接種予約について

5月6日から自分の住んでいる自治体でも高齢者のコロナワクチン接種の予約受付が始まった。予約方法は電話かインターネット。祖父母はパソコンを持っておらず、電話は固定電話のみなので選択肢は電話しかない。仕事が終わって家に帰ると、祖母から今日何回も電話をかけたが全くつながらないからインターネットで予約してくれと頼まれ、その日の夜にやってみることにした。


ワクチン接種券と一緒に郵送されてきた予約方法の紙を見ながら進めていく。まずQRコードを読み取れと書いてある。HPアドレスは記載なし。え、スマホ限定なの?説明の絵はスマホ画面の縦横比だったのでスマホを使うことにした。はじめの画面で接種券に書かれた番号と生年月日を入れてログイン。次回からのログインで必要になる新しいパスワードを英数6文字以上で設定する。


いよいよ予約だ。希望する医療機関を選択すると、空きがある日に色がついたカレンダーが表示される。そこから日付と時間を選び、名前と生年月日とメールアドレスを入力する。祖父母はメールアドレスを持ってないので自分のを入れる。予約確認画面をしっかり見てボタンを押すと1回目の予約が完了した。なお予約完了メールはシステム改修中で届きません、マイページで予約完了になっていれば問題ないと。メールアドレスいらないじゃん。


あっさりと1回目の予約をとることができた。行政のシステムだから複雑だろうと身構えていたので拍子抜けだ。よかったよかった。この調子でさっさと2回目も予約しようとしたが、なぜかカレンダーの日付が選べず予約ができない。あれ、さっきはできたのにと思いながらトップページに戻るとお知らせが。現在インターネットで2回目の予約ができないので、電話で予約してくださいと。その電話がつながらないんですが。仕方がないのであきらめて寝る。


翌日の新聞でコロナワクチン接種予約の電話がつながらないことが話題になっていた。電話をかける人が多すぎて回線がパンクしたとか。ニュースや新聞の報道の様子からみるに、コロナワクチン接種を強制はしていないが、推奨しているようである。だから大多数の人ができるだけ早く予約しようとするだろう。高齢者のインターネット普及率は増えたとはいっても75 才以上は62.9%であり3割強の人は電話するはず。自治体は高齢者の数を正確に把握しているはずなのに、こうなることが予想できなかったのか。


次の日の新聞で、隣の自治体はコロナワクチン接種予約をインターネットでするように呼びかけていた。1回目を予約したら2回目は自動的に1回目の3週間後に予約されるようになっていると。あれ、ウチの自治体ではそんなこと聞いてない。


どうやらコロナワクチン接種予約の方法は自治体によって異なっているらしい。まだ予約受付が始まってない自治体も。ほとんどの自治体が電話かインターネットで予約受付をしているが、人口の少ないところでは電話だけのところもある。


ウチの自治体のHPをパソコン見てみると、コロナワクチン接種予約のページからインターネット予約のページへとべるようになっていた。近隣の自治体のインターネット予約のページも見てみると、ログイン画面のアドレス上3分の2が全く同じで、画面のレイアウトや色も同じだった。おそらくここらへんの自治体はみんな同じ業者に予約システムを依頼したのだろう。なのになぜ仕様が違うのか。なぜウチの自治体だけ2回目が予約できないのか。


申込み開始日から1週間経ったが変わりなし。あいかわらず電話もつながらない。初めてのことなのでミスを0にしろとはいわないが、トラブルには迅速に対応してほしい。と思っていたらその翌日に2回目は1回目の3週間後に同じ場所、同じ時間で自動的に予約されるというお知らせが。よくやった、褒めてつかわす。この教訓を活かしてこれからのコロナワクチン接種予約をスムーズにすすめてほしいと思う。