さらば5年通ったスポーツジム

引っ越しを機会に5年間通ったスポーツジムを退会することにした。スポーツジムに通い始めたきっかけは祖母に誘われたのと夏にプールで泳ぎたかったから。


もともとスポーツジムは運動が得意な人とかダイエットがしたい人とかマッチョになりたい人が行くところという偏見を持っていた。まあそういう特化型スポーツジムもあるのだろうが、自分が通っていたスタジオも筋トレマシンもプールも風呂もある総合型スポーツジムは違う。高齢者も多くみんな自分のペースで好きなだけ運動しにきているという感じ。ジム友に会いに来ているような人もいるが、ぼっちでもなんの問題もない。


好きなジムプログラムに参加して汗を長し、風呂に入るとすっきりする。運動をする気がおきない時でも風呂だけ入りに行く。ほぼ毎日通い続けられたのは足が伸ばせる風呂があるというところが大きい。大浴場→サウナ→水風呂を往復すれば長いこと入っていられる。


ジムプログラムにはいろいろなものがあり、空きがあれば続けて2,3のプログラムに参加することもできる。

○エアロビクス初級・中級・上級
ZUMBA(ズンバ)→ラテン系エクササイズをベースにサルサレゲトンなどのさまざまな動きを組み合わせたダンス系フィットネス
○ファイドウ→空手やキックボクシング、ムエタイの動作を取り入れたプログラム
ピラティス→身体の深部にある背骨や骨盤を支える筋肉を強化する
○ヨガ→深いゆっくりとした腹式呼吸でさまざなまポーズをとる
○ポール・ウェーブストレッチ→細長いポールやウェーブリングを使い足をのせたり上に仰向けになったりする

などのプログラムに参加した。個人的にはファイドウで仮想敵をイメージしながらパンチやキックの動きをするのがストレス解消になってよかった。仕事で疲れているときはポール・ウェーブストレッチに参加すると途中で眠りそうになるほど気持ちよかった。ZUMBAなどダンス系のプログラムは講師の動きについていくのが難しいが、かっこいい動きをできたときに達成感があるのでちょこちょこ参加していた。エアロビクスは回転するときに講師を見失うため途中から参加しなくなったが。


5年も通っているとその間にいろいろ変わったこともある。

以前は受付でスタッフが会員カードを受け取って機械に通しロッカーの鍵を渡していた。機械が窓口に設置されてからは自分で会員カードを機械にかざすように。そのカードがロッカーの鍵を兼ねているため受付がスムーズになった。

会員プランの種類が増えた。平日の仕事の後と土日祝に利用するためには全営業時間使える月10000円のレギュラー会員という選択肢しかなかったが、平日の18時以降と土日に使える月7000円のナイト会員ができた。

レギュラー会員だとバスタオルとタオルの貸し出しが無料だったが+1000円払わないといけなくなった。

休館日が月末のみ→15日と月末→毎週火曜日とだんだん増えていった。

風呂場に設置されているシャンプーがリンスインシャンプーになった。

レーニングマシンが全て新しいものに入れ変わった。


コロナが流行ってから変わったこともいろいろある。

ジムプログラムの予約は当日に直接行って空きがあれば名簿に名前を書くというものだったが、1週間前からウェブサイトで予約できるように。

ランニングマシンの間にビニールシートが設置された。

使ったトレーニングマシンを拭くタオルはマシンに備え付けられたものを使っていたが、1人1枚のタオルを使えるように。

受付に体温測定の機械とアルコールハンドジェルが設置された。

マスクしてないと入館拒否。スタジオプログラムに参加するときはマスク必須。マスク非着用時は会話禁止というポスターが貼られた。


コロナのせいで有酸素運動をしているときもマスクをしないといけないというのはきつかったが、ランニングマシンの間にビニールシートが設置されたのは隣があまり気にならなくなったのでよかった。1ヶ月ほど休館したり営業時間も短くなっていた時期があったがだんだんと戻ってきた。


5年間スポーツジムに通ったことで体重も現状維持できたし、肩こりも解消したような気がする。毎日の運動習慣を持つことは大切だと改めて思った。また引越し先でもすてきなスポーツジムに出会えたらいいなと思う。