2泊3日の山口旅行

2022年4月に2泊3日の山口旅行に行ってきた。車で時計回りに山口を巡る旅。

 

1日目はひたすら北西への移動と防府天満宮。赤と緑の本殿に木彫りのアマビエ。日本三天神の一つといわれているらしいが特別感はなかった。

 

1泊目は湯本観光ホテル西京へ。露天風呂への扉にカエルが張り付いてたのがショックだったが内湯は広いし夕食は最高。お品書きに料理長の名前が入っていることからも自信のほどが窺える。品数多いし凝った料理多いし腹いっぱいで満足した。

 

2日目は元之隅神社、東後田棚田、千畳敷秋吉台サファリランド、景清洞、秋吉台カルスト、別府弁天池。

元之隅神社は海の近くなのに立派なバーの付いた駐車場があり料金とられた。海をバックに赤い鳥居が並んでいるのを見下ろす画は映える。鳥居が奉納された物なのは京都の伏見稲荷大社と同じ。鳥居をくぐって歩いていくと海を見下ろせる崖まで行ける。

東後田棚田は棚田の向こうに海が見えるので開放感はある。イカ釣り漁船の漁火も見えるタイミングならもっといい感じなのだろう。

千畳敷という言葉から岩が重なっているのを想像してたらキャンプ場みたいな場所で海から遠く予想と全く違った。風力発電との距離近い。山口県長門市千畳敷はこんなものなんだな。

秋吉台サファリランドではバスに乗って餌やりできる。地面は草より土が多くシカ、ゾウ、シマウマ、サイ、ハイエナ、クマ、ヒョウ、ライオンなどを見た。餌につられたトラやクマが台に登って大きな窓のすぐ近くまで来てくれるので迫力のある写真が撮れる。バスから降りた後は動物ふれあい広場でヤギ軍団、ホワイトタイガー、キリン、子グマ、カメ、カンガルーも見た。レッサーパンダがガラス越しにたまに見えるレストランで瓦そばを食べる。

景清洞は行った道を帰ってくる。コンクリートで固められた平坦な道なので歩きやすい。折り返し地点の向こうは探検コースで水が溜まっていて先は真っ暗なので装備なしでは行ける気がしなかった。行った時は他に客がおらずちょっとした物音にびびってしまった。

秋吉台カルストは日本三大カルストの一つと言われている。草原の中に石灰石がゴロゴロあり長い遊歩道を歩きまわったがどこまで行っても同じような景色が続いていた。この地面の下に秋吉台などの鍾乳洞があることを想像するとすごいと思った。

別府弁天池は神社の中にある池なのに透き通るようなブルーで見惚れた。

 

2泊目は萩観光ホテルへ。施設はきれいでWi-Fiが使えるのもいいが食事は普通。温泉は海が見えるので景色がいい。

 

3日目は須佐ホルンフェルス、大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町、木戸孝允旧宅、松下村塾

須佐ホルンフェルスは海へ降りていくとはっきりとした縞模様の地層が見られる。黒い部分があるので境目がわかりやすい。黒いのはマグマの熱変成によるものらしい。

大板山たたら製鉄遺跡は基礎が残ってるだけだがタブレットで復元された当時の建物を見ることができる。

萩城下町は普通の家も雰囲気を城下町っぽくしてる。木戸孝允(桂小五郎)の旧宅はよくある古い家。

松下村塾は幕末期に吉田松陰が開いた塾で明治維新に活躍した人たちが多くいたことで有名。松陰神社の敷地内にあるこじんまりとした小屋だった。

 

そこからひたすら南東に移動して最後に周南工場夜景をみて終了。けっこうな距離を移動したがいろんな観光地に行けて満足。また行きたい。