先週、金曜ロードショーで2017年公開のIT(イット)リメイク版を見てカットされているシーンが気になったので、DVDをレンタルして見た。金曜ロードショーはお茶の間でも見れるようにするためにグロい要素が削られてるだけかと思ったら、そうでないシーンもけっこう削られていた。
以下気づいたところを書いていく。
○冒頭のジョージーとペニーワイズのシーン。右腕か食いちぎられても這って逃げようとするが、伸びてきた手に排水口に引きずり込まれるジョージー。猫とお婆ちゃんが目撃。
○ヘンリーがベンの腹にナイフでHを刻む。
○ルーザーズと怪我をしたベンが自転車で移動。
○グラサンで日光浴するベバリーを見ていたのに彼女が起き上がるとみんな目をそらす。
○べバリーが髪にからみつかれた後に排水口から血が吹き出して、バスルーム全体が赤く染まる。
○マイクがパワーズにいじめられている時にペニーワイズがそれを眺めつつ切断された腕を舐める。
○井戸の家に入る前に見張り役を立てようということになり、残りたい人でビバリーとビル以外全員手をあげる。
○エディが薬局の店員から自分がのんでいた薬は偽薬だということを教えられる。
○ヘンリーがポストに入った小包からナイフを手に入れて父親を刺す。井戸の家でマイクを襲って刺そうとするが、反撃され井戸に落ちる。
○スタンリーが井戸に入った後に一人になり絵の中の女性に食われかける。
○最終決戦でペニーワイズが子どもたちにバットなどで袋叩きにされる。黒い液体をぶっかけたエディにいい蹴りをもらい、べバリーの父に化けるも鉄の棒で串刺しにされた。
他は下水道に入ろうとする時やベンの傷の手当てをしようとしている時など、ルーザーズの会話がちょこちょこ削られていた。オナニーや避妊薬、ナニの長さなど下ネタもカット。リッチーはカット前よりおしゃべりメガネでよくシャラップと言われてたのに笑った。エディは母が過保護なせいか、感染症や菌について詳しすぎる。
その他の細かいところはよくわからなかった。金曜ロードショーではべバリーが髪に巻きつかれたままCMになった後、急にバスルーム全体が真っ赤に染まっていたので意味不明だったがカットだったのか。最終決戦があっさりしていたのもカットしていたから。
DVDをレンタルすると本編とは別に約15分の未公開映像も見ることができる。ヘンリーが不良仲間まで殺していたのはショック。ペニーワイスがジョージーにあっさりボートを渡すシーンには笑った。2回見たことで一人ひとりのキャラも把握できるようになったし、カットで映画の印象が大きく変わることもわかった。また金曜ロードショーで気になった映画があれば、DVDをレンタルして完全版を見てみたい。