タカとワシは大きさが違うだけだった

わりと町中を濃い茶色のでかい鳥が飛んでいるな、これはタカかワシか。散歩中にそう思ってGoogleで調べてみると、タカとワシには大きさ以外の明確な違いがないことを知った。


タカもワシも町中でよく見るカラスやスズメと比べるとずっと大きな鳥である。翼が大きいから飛び方がよく見える。羽ばたくのではなく翼はあまり動かさずに気流に乗って颯爽と飛んでいる。翼の動かない飛行機もそれと同じ理論で飛んでいるらしい。あれだけ大きな体が風の力だけで中に浮いているのは魔法のようでつい見惚れてしまう。


タカやワシと似たような鳥の仲間にトビとハヤブサもいる。大きい順に並べるとワシ、トビ、タカ、ハヤブサとなる。「ワシとトビタカったのはハヤブサ」というゴロ合わせ覚えることができる。


つまりワシの方がタカより大きいわけだ。英語でワシはイーグル、タカはホークという。某バスケ漫画では上から見たようなイメージでコート内を把握できる能力のことをイーグルアイ・ホークアイと呼んでおり、ホークアイの方が視野が広かった。だからホーク=タカのほうが大きい印象だったが、現実で体が大きいのはイーグル=ワシの方なのだ。


ゴロ合わせで覚えておけば間違えることはないと思うが、視野の広さと体の大きさは関係ないと覚えておけばより確実だろう。今度濃い茶色のでかい鳥を見つけたら、大きさから名前を判断してみようと思った。