キッチンの排水口ネットはストッキングタイプ

キッチンの排水口ネットはストッキングタイプがベストである。この結論にたどり着くまでにずいぶん遠回りをしてしまった。今回探していたのはキッチンの排水口ゴミ受けにかぶせるネットである。もともとゴミ受けが付いているのでネットは必須ではないのだが、カバーしきれないような小さなゴミや油の塊が排水管に流れるのを防ぐために排水口ネットを使ってみることにした。

 

まず買ったのがネットタイプ。このタイプはちょっと小さいくらいのゴミを全くキャッチしてくれないので野菜のクズがネットの下に溜まってしまう。そのためゴミ捨てをするのにネットの中のゴミと下のゴミを捨てなければならず二度手間である。これならネットを使わないほうがましだ。

 

次に買ったのが不織布タイプ。ネットタイプのゴミキャッチがザルだったので、細かなゴミもしっかりキャッチというフレーズに惹かれた。だが今度はゴミを全てキャッチする代わりにすぐに目が詰まってしまいシンクに水が溜まる。水が溜まると生ごみもシンクにあふれだすためストレスに。これもネットを使わないほうがましである。

 

最後に唯一残っていたストッキングタイプを買う。これもだめならネットはなしでいこうと思っていた。するとストッキングタイプは驚くほど優秀だった。細かいゴミをキャッチするうえに詰まることはない。付けたネットがゴミ受けから少し浮いているため、水切りもできるし生ゴミもゴミ箱に移しやすい。初めからストッキングタイプを選んでおけばよかった。

 

キッチンの排水口ネットはストッキングタイプという結論にたどりつくのにえらく遠回りしてしまった。キッチンの排水口ネットは3タイプとも100円ショップで買ったのだが、ネットタイプ70枚入、不織布タイプ55枚入、ストッキングタイプ45枚入と入っている枚数が異なる。一番枚数が少ない=高額なものが性能がよいということがわかった。高額な物が性能がいいものとは限らないが、安すぎるものには注意が必要なのかもしれない。

 

キッチンで使う排水口ネットのタイプで悩んでいる人がいたらストッキングタイプを全力でおすすめしたい。