本屋にあまり行かなくなった

最近はあまり本屋に行くことがなくなった。なぜなら本屋に行っても買いたい本が置いていないことが多いからだ。漫画だったら今アニメ化や実写化されているものしか置いていない。自分はアニメやドラマを最終回まで見てしばらくしてから漫画を集めることが多いため、本屋に行ったときには既に置いてなかったりする。


本屋の数はどんどん減っている。潰れてはいないが規模が縮小した本屋も。県の中心部の商店街にあった3階建ての本屋は移転。大通り沿いにあった6階建ての本屋はデパートに吸収された。売り場面積も本棚も小さくなっている。品揃えが悪くなると、余計に本屋に行かなくなる。


最近はAmazon楽天で注文しとけば送料無料で発売日に自宅まで送ってくれたりする。最新刊を買うならネットで注文しておけばわざわざ発売日をチェックして本屋に探しに行く必要がない。探しに行ったのになかったとがっかりすることもない。まだ持ってない巻だと思って買って帰ったら家に同じ巻があって絶望することもない。


ネットが普及してから本屋でみかけて表紙にひかれて買うことがなくなった。今ほど漫画のネット販売が一般的でなかったころは表紙の絵とデザインを見て心惹かれるものを1巻だけ買い、おもしろかったら続きも買うというようにしていた。最近はネットで試し読みをして面白かった漫画を買うようになった。そのおかげで1巻だけがたまっていくということがなくなった。表紙が好みじゃなくてもおもしろい漫画を見つけやすくなったと思う。


値上がりしたのも表紙だけで漫画を買わなくなった理由の一つだ。ジャンプコミックは昔は420円くらいだった気がするが今は484円になっている。本体金額だけでなく消費税が増えたからめちゃくちゃ値上がったような気がする。それでもまだ安いほうだ。サイズが大きい漫画は高い。B6サイズは600〜800円。もう一回りでかいやつはページ数が少ないのに1000円くらいするのでびっくりする。


本屋が減っていくのは少し寂しい気もするが、時代の流れなのかもしれない。本屋は新たな本に出会う場である。ネットもいいがたまには本屋に行ってみようと思う。