ホットヨガと岩盤浴は似ているようで大違い

ホットヨガ岩盤浴はどちらも蒸し暑い部屋で過ごしてリラックス効果を得るものである。だが岩盤浴は休養でありホットヨガは運動だ。岩盤浴はゆったりすることができるが、ホットヨガでは汗も体力も搾り取られる。


同じ蒸し暑い部屋と言っても暑さの種類が違う。岩盤浴は温めた石の上で横になる。ホットヨガはエアコンでガンガンに暑くした部屋の中でヨガをする。岩盤浴は温泉施設でやっていることが多く、ホットヨガはスポーツジムでやることが多い。


ヨガは高齢者にもおすすめするような、強度の低い運動である。しかしそれを暑い部屋の中ですると、普通のヨガとは比べものにならないくらいしんどい。腕が思うように上がらないし汗がだらだら出る。その代わりにホットヨガを終えて部屋の外に出たときの爽快感は最高だ。


岩盤浴も長時間入っていれば汗はかなり出るのだが、横になってじっとしているだけなのでそこまの疲労感はない。施設によっては温度が低めで暑さがぬるいところもある。そういう所では全く疲れることもないが汗もあまり出ないのでスッキリしない。


しっかり汗をかいてスッキリしたいならホットヨガがおすすめだ。冬に温かい部屋で運動すると、手足の先が温まって血行がよくなる。温まりたいけど疲れたくはないという人は岩盤浴がおすすめだ。岩で背中が温まるのでリラックスできる。ホットヨガ岩盤浴をそのときの自分の状態に合わせて使い分けていきたい。