松江城に行ってきた

2022年6月松江城に行ってきた。

 

松江城(まつえじょう)は現在の島根県松江市にある江戸時代の城である。現存天守であり国宝指定された5城のうちの一つ(他は犬山城松本城彦根城、姫路城)。

 

松江城は黒い木造の5階建ての城で、かなり太い柱が城の内部を突き抜けていたのが印象的。建物の中に2つの階にまたがる通し柱がいくつもあった。地下の井戸は現存天守で唯一、天守内にあるという点で珍しい。

 

城の周りを囲む堀川は宍道湖とつながっており薄い塩水(汽水域)である。その堀を周る遊覧船にも乗った。堀川めぐりは3箇所から乗り降りができ、3.7kmを約50分間かけて遊覧する。

 

船ではいくつもの橋の下をくぐるのだが、低い橋をくぐるときは船頭さんが橋にぶつからないように屋根を下げてくる。それがなかなか低いので頭を下げる必要があり、45度くらいは前屈していた。

 

堀川めぐりは一回料金を払って受付すれば、何度も乗ることができるので移動に使うのもいい。船頭さんによって解説に個性があるので2回乗ってもそこそこ楽しめた。

 

松江城の周りには武家屋敷とか、怪談話で有名な小泉八雲記念館とかもある。特によかったのが石きつねがいっぱいいる城山稲荷神社。八雲が愛したと言われる石きつねの他にも、奉納された白い陶器製のきつねもたくさんあって見ごたえがあった。

 

松江城は周りの観光も合わせるとけっこう楽しめた。行ってよかったと思う。