自分がお昼に何を食べたいかわからない時は大学の食堂に行ってみるのもいい

ちょうど外出していて、昼食をどこかで食べたいと思った。しかし何か具体的に食べたいものがあるわけではない。グーグル先生に聞くのもなんだか面倒くさい。そんな時に大学が近くにあることに気付いたので、大学の生協食堂に行ってみた。

 

大学の食堂といえば、大学生しか利用できないイメージがあるが、一般の人でも問題なく利用できる。しかも、おかずを自由にとって組み合わせられる方式なので、自分が何を食べたいかわかってなくても、なんとなくその日の気分に合わせやすい。

 

12時過ぎに大学に向かうと、すさまじい長蛇の列が。まさかと思ったがこれが食堂の列だった。食堂の場所を知らなくても、お昼時に行けば探す必要は全くなかった。列に圧倒されて、来たことを少し後悔しながら最後尾に並ぶ。列の進みは思ったより速く、13分ほどでトレイを手にとる。

 

メインはハンバーグをチョイス。おひたしと21円のみそ汁も忘れずに。他のメニューは安くとも80円以上なのに、みそ汁だけ20円台なのでついとってしまう。具は0,5cm大の豆腐とわかめだけ。少し寂しい気もするが、シンプルなみそ汁好きの自分からすると全然OKだ。ごはんは大中小で値段が違うので、一番小さいものをチョイス。

 

選び終わったら、会計を済ませてお茶を汲み席に座る。周りは当然大学生ばかりだ。みんな若い。たまに講師のような人も混ざっている。ぼっち飯なので窓際の適当な席を選んで座る。まずハンバーグから。マスタードとデミグラスソースを混ぜたようなソースがかかっていておもしろい。今度家で作るハンバーグソースの参考にしてみよう。横に申し訳程度に千切りキャベツがついている。メインにキャベツを添えなければならないというきまりでもあるのだろうか。みそ汁、おひたし、ごはんは普通。

 

食べ終えてから、腹ごなしにキャンパス内を少しぶらつく。キャンパスというとZ会のCMを思い出す。「俺は勉強が嫌いだああああ。だけど絶対合格してやるぜええええ。待ってろキャンパスライフウウウウ」これを見ながら受験勉強していたころが懐かしい。このCMは勉強に疲れた自分にとって癒しだった。

 

社会人になってから久しぶりに大学内に入ってみると、独特の空気を感じる。これだけ多くの若者が集まって自由に活動している場所はなかなかない。ピアカフェという自由に国際交流できる場所もある。現役大学生の時コミュ障で英語も苦手な自分は、怖くて近寄れなかったが、日本にいながら英語を話せるようになるには、とてもいい場所だと思う。

 

大学の食堂に行くと、好きなものを選んで食べられるし、自分の大学時代に思いを馳せることもできる。大学によっては無料で入れるミュージアムがあるので、それを見にいくのもおもしろそうだ。また気が向いたら行ってみよう。