Word(ワード)で文書を整えるならタブも活用すべし

タブは1行に項目が複数あって、それらを揃えたい時に使える便利な機能だ。インデントは1行すべてを揃える時に便利だが、タブは1行の中で1つ1つの項目に対して設定することができる。例えばイベントのお知らせをする時に、時間・場所・料金・連絡先などを箇条書きで見やすく配置したいときに便利だ。

 

タブを設定するには、ルーラーを利用するのがわかりやすい。ボタンからできないこともないが、タブ位置を数値で設定する必要があるので、完成状態を想像しにくい。まずは表示タブからルーラーにチェックを入れて、ルーラーが見える状態にする。

 

これで準備は完了だ。さっそくタブを使いたいと思うのだが、その前に必ず整えたい行を範囲選択しておこう。これを忘れると設定したことが無駄になってしまうので注意が必要だ。

 

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ルーラーを表示してタブの準備

 

それができたらルーラーの左側にある正方形のボタンをクリックする。すると左揃え→中央揃え→右揃え→小数点揃え→縦棒→1行目のインデント→ぶら下げインデントとボタンの絵柄が変化していく。

 

使いたいボタンに変化させた状態で、ルーラーをクリックする。ルーラーの真上ではなくちょっと下でクリックするのがポイント。ボタンの絵柄と同じマークがルーラー上についたらうまく設定ができたということだ。思い通りの位置にマークがつかなかったらドラッグしてずらすことができる。マークを消したいならドラッグしてルーラーの外にもっていき放せばよい。

 

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タブの活用

 

設定が終わったら行の中の揃えたいところにカーソルをおき、Tabキーを押すことで文章を整えることができる。今回は左揃えだけを使って文章を整えてみた。このように文字数が異なるものを項目ごとに揃え見やすく整えることができる。

 

タブは設定の仕方が特殊だが、インデントではできなかった1行の中にある複数の項目を整えることができるのがメリットだ。積極的に使ってみよう。