Word(ワード)で今日の日付が自動的に更新されるようにする方法

Excelで今日の日付を自動的に更新するにはTODAY関数を使えばよかったが、Wordでそれは使えない。代わりに使うのがフィールドだ。ちなみにWordのフィールドとは、条件にしたがって結果を表示する領域のことである。フィールドを使えば今日の日付以外にもページ番号や、最後に保存したユーザー名などを表示することもできる。

 

まず挿入タブ→テキストグループ→クイックパーツの表示→フィールドをクリックする。ダイアログボックスが出てきたら、フィールドの名前からDateを選択し、日付の書式から好みのものを選んでOKをクリックすると完了だ。表示された日付をクリックすると日付が枠に囲まれているのがわかる。

 

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フィールドで今日の日付を表示

こうしておけばWordを保存して開きなおしたときに日付が自動的に更新される。もし、日付の表示形式を変えたくなったらフィールドを右クリックして、フィールドの編集をクリックすると日付の書式を選び直すことができる。

 

今日の日付でなく、現在のページ番号を表示したいときはPage、最後に保存した日付を表示したい時はSaveDate、最後に保存したユーザー名を表示したい時はLastSavedByをフィールドの名前から選択して同じような手順をふめばよい。他にもいろいろなフィールドがあるらしい。

 

日付を本文中ではなくヘッダーに表示するならフィールドを使わなくてもよい。上の余白部分をダブルクリックしてヘッダーに切り替え、ヘッダーとフッタータブ→挿入グループ→日付と時刻ボタンをクリックすればいい。表示形式を選んでOKをクリックすれば今日の日付が表示される。

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ヘッダーに今日の日付を表示

こうしておけばWordで履歴書や職務経歴書などを作ったとき、応募するたびに日付を最新のものに変える手間をなくすことができる。WordでもExcelでも自動的に今日の日付が更新されるようにする方法がわかったので、積極的に使っていきたい。

 

 

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