γGTPだけが高い

先々週に受けた健康診断の結果が帰ってきた。ずらっとA判定が並ぶ中一つだけあるC判定が目に止まる。心あたりといえば視力くらい、パソコンやスマホばかり見てるからな。しかしよく見てみると視力はメガネやコンタクトありの矯正視力で見ているためAで、CになっていたのはγGTPだった。基準値は50以下なのに数値は69 。


γGTPといえば肝臓の状態を示す数値で血液検査によってわかる。γGTPは肝臓の解毒作用に関係している酵素であり、通常は速やかに排出されるため血液中に出てくることはない。それがなんらかの原因で血液中に多く残っている=肝臓や近くにある胆管になんらかのダメージ有りということだ。


同じく肝臓の状態を示すものにAST(GOT)とALT(GPT)がある。こちらも肝臓で使われている酵素であり、肝臓がダメージを受けると数値が高くなる。しかし自分はこの2つは正常範囲内だった。


アルコールは肝臓で分解され肝臓に負担をかけるため、大量に酒を飲んでいる人は控えるようにと言われることがある。だが自分はほとんど酒は飲まない。職場の飲み会のときくらいは飲むが、今年は一度も飲み会がなかった。アルコール入りのチョコレートやケーキを食べることはあったが大量ではない。


他にγGTPが高くなる原因としてよく言われるのが脂肪肝である。見た目がやせている人でも肝臓には脂肪がついている人がいるとかいないとか。あいにく自分のBMIは22でやせではないが、中性脂肪は基準値をはるかに下回っている。脂肪肝とも考えづらい。


あとは抗てんかん薬や抗けいれん薬、向精神薬ステロイドなどを服用している人はγGTPが上がるらしい。自分はここ1年くらい薬はビタミン剤くらいしか飲んでないので関係なさそうだ。


まあ基準値を上回っているからといって不都合があるわけじゃないし放っておいてもよいだろう。100を超えていたら肝炎、胆石、胆道がん、肝硬変などの病気の可能性が高いが、これくらいなら気にしなくてもいい。何もなくても100や200の人もたまにいるらしいし。健康を保つために健康診断を受けているのに、結果を気にしすぎてストレスをため込み病気になってしまったら本末転倒だ。健康診断の結果は適度に受け流していこうと思う。