フォトウェディング撮影日までにやったこと

フォトウェディングの相談会に行ってどの業者に頼むか決めてから、撮影当日までにやったことがいろいろある。それを振り返ってみたい。


業者と自分の休日が思いっきりずれており電話ではなかなかタイミングが合わないので、ずっとメールでやり取りしていた。問い合わせてから撮影日まで約2か月の間に23通のメールを送受信していた。


1、プランとオプションと撮影日を決める


プランは元々の希望通り洋装2点、和装1点のプランを選ぶ。新婦のヘアセットとメイクはプラン料金に含まれているが、新郎のは含まれていなかったので5000円のオプションでつけた。


撮影当日の持ち物も準備しなければならない。ドレスやタキシードや靴のレンタルはプランに含まれているが、細かいものは自分で準備しなければならない。必要な物は以下の通り。


(新郎洋装) ウィングカラーシャツ、白靴下、白無地の半袖シャツ
(新郎和装) ステテコ、白足袋、補正用バスタオル、フェイスタオル4枚

(新婦洋装) 肩紐が取り外せる白かベージュのインナー、ストッキング
(新婦和装) 肌襦袢裾除け、白足袋、補正用フェイスタオル3枚


タオルやストッキングは持っている。成人式のときに振り袖を着たので、肌襦袢+裾除けと同じ役割を果たすワンピース型ののきものスリップと白足袋もある。


だが肩紐が取り外せるインナーは持っていない。しまむらに探しに行ってみるが、季節のせいか1種類しかない。それに普通のインナーは強度も心配だ。ちゃんとしたドレス用のインナーを買うと1万円近くする。高いしフォトウェディング以外で使う予定はないので、5000円でレンタルすることにした。


新郎はステテコと白足袋は持ってないとのことで事前にネットで購入。ウィングカラーシャツはタキシード専用のシャツでありもちろん持ってない。購入すると3850円とパンフレットにあったが、フォトウェディングでしか着ないのでレンタルできないか聞いてみたところ、3300円でできるとのことでレンタルにした。


レンタルするものが決まったら見積書を作ってもらう。とりあえずの合計金額がわかって一安心。衣装ランクアップは無料のプランにしたので、当日忘れ物をしない限りは追加料金がかかることはないだろう。


忘れ物をした時は購入することもできるがちょっと高い。せっかく準備したものを忘れて無駄な金を払うことになるのはつらいので、早めに必要なものを1つのバックにまとめておいた。


撮影日は土日祝日は3万円の追加料金がかかるということで、有休をとって平日にした。撮影日までに衣装合わせをする必要があるし、準備がいろいろあるので、1ヶ月以上先でパートナーと自分に都合のいい日を選ぶ。



2、衣装合わせで衣装とアクセサリーを決める


衣装合わせをする時は客観的な意見が欲しかったのでパートナーと両親に一緒に来てもらうことにした。衣装合わせの日は土日祝日でも追加料金がかからないのでよかった。


衣装合わせの日までにウェディング画像を検索しまくって、どんな衣装がいいかある程度イメージを固めておく。


ウェディングドレスにはAライン、プリンセスライン、マーメイドラインなどがあることを知った。スカート部分がふわっと広がったプリンセスラインがなんとなくいいなと思っていたのだが、自分のサイズに合うものはAラインしかなかった。仕方がないのでそこから選んだのだが、オフショルでなかなかかわいいデザインだったので気に入っている。


カラードレスは今は肩と腕が丸出しのビスチェタイプのドレスが主流であることを知った。親の時代はそうではなかったらしい。ビスチェタイプが増えてきたのは、胴回りだけ調整すればどんな体形の人にもある程度合わせられるからじゃないだろうか。


自分はビスチェタイプのドレスは写真で見た時に素敵に見えずなんか嫌だった。だからメールでビスチェタイプ以外のドレスがあるか聞いてみた。するとほとんどのドレスがビスチェタイプなのだが、上にボレロを着る方法があると。


ドレスの上に着るボレロは白のレースである。ネットで画像を検索しまくってあまり首元が詰まっていない七分袖のボレロがいいなとイメージを膨らませていたのだが、店には長袖しかなかった。それに着てみたところレースが痒すぎて、撮影の間中我慢できる気がしなかったのでボレロはやめた。


衣装合わせの日の前に、ショールのようなものを巻きつけるのもいいかと思っているとメールしていたら、取り外し可能な白のオフショルを準備してくれていた。シルクのような生地で肌ざわりもいい。1番気に入ったビスチェタイプの青のドレスに白のオフショルを付けることにした。オフショルのレンタル料は1万円と言われたが、交渉したら5000円になった。


和装は白無垢だと写真映えしないので色打掛で。色打掛は白っぽい生地に華やかな模様のあるものがいいとイメージを固めていた。おかげで選択肢から3着を速攻で選んで試着し、すぐに決めることができた。
 

アクセサリーについては何も考えていなかった。華やかなものを選ぶと追加料金がかかると言われ、選ぶのが面倒だしこれ以上金をかけたくないので、プラン内のものにした。持ち込み料はかからないということで、成人式の時に使った髪飾りを持ちこむことに。


衣装合わせの日は撮った写真を見ながらドレスや色打掛を選ぶために、スマホとデジカメを充電して持って行った。自分の顔に似合うかどうかも見ないといけないので、撮影本番を意識して濃いめのメイクをし、髪は100均のアイテムで巻いてアップにしておいた。



3、ヘアメイクの希望を伝える+撮影指示書作り
 

ヘアメイクで希望する髪型は業者の公式ホームページを見て決めた。過去の施工事例が載っていたので、そこから気に入った髪型を選び、和装と洋装それぞれ1枚ずつの画像データとコメントをメールで送った。


洋装はシニヨンで低めの位置でまとめる、和装は編み込みをして高めの位置でまとめる。前髪はきっちり固めるのではなく巻いたりしてゆるめに。新郎の前髪は自然な感じで7:3か8:2分けくらい。


メイクは真っ白な肌に赤い唇というような極端なメイクよりは、ナチュラルに見えるメイクがよい。だが肌のしみやほくろは目立たないように、写真映えするメイクにしてほしい。というように。


あとは撮影指示書作りだ。撮影指示書はネットにA41枚にまとめるといいとあったので、Wordで作成。まずは最優先事項として、両家の親にも写真を見せるためキスや顔を近づけすぎるのはNGということを書いておく。


もう一つ結婚指輪を利用して撮影したいことも書いておく。小物として結婚指輪を持ち込むので、指輪をフレーム代わりにするか指輪交換をしている風で。


そしてネット検索していいと思うフォトウェディングの写真をwordに貼り付けまくって、ポイントだけ文字で説明する。

和装のときは和傘を使って撮影したい。

振り返る、横顔の写真が欲しい。

ドレスを持ち上げたり広げたりして目立たせたい。

ジャンプやリフトなど動きのある写真も欲しい。


撮影指示書を送ったところ、結婚指輪をフレームのようにして撮るのはスタジオ内だと距離がとれなくて難しいと言われたのであきらめた。チャペルでの撮影も予定していたので、代わりにプロポーズしている風の写真と指輪交換している風の写真を撮ることに。


送った撮影指示書は参考にする程度かと思っていたら、カメラマンがWordに貼り付けていた画像と似たような写真は全て撮ってくれた。こういうのがいいなという画像をがんばって選んでおいてよかったと思った。


撮影当日まで画像検索をしまくったり、何回も担当者とメールのやり取りをしたりと忙しかったが、そのおかげでほぼ希望通りの撮影を行うことができた。いろいろと事前準備をしておいてよかったと思った。


撮影は一発勝負なので、失敗は許されない。そういうときに成功の確率を高めるには、やはり事前準備をしっかりすることが大切だと改めて思った。