なぜブログを始めようと思ったか?~建前と本音~

自分は本や漫画を読むのが好きだ。単に読むだけでなく、その影響を受けて行動したことが何度もある。農業に興味を持ったのも、スポーツを始めたのも、料理をたまにするのもその影響を受けたからだ。文章を読むことによって、興味のなかったものに興味を持ったり、新しいことに取り組んだりしてみた。

 

文章を読むことは、自分の世界を広げることに役立っている。新しいことに挑戦することは自分の可能性を高めることにもつながると思う。自分は会話するのが得意な方ではないが、自分の経験が増えるほど初対面の人との会話のネタには困らなくなる。自分が会話していて楽しいと思う人は、自分にはない経験をたくさんしている人だ。仕事やブログを通して世の中にはかなりいろいろな人がいることを知った。

 

たくさんの文章を読むうちに、自分も文章を書いて他の人の世界を広げてみたいと思った。「人生の主役は自分」という言葉をどこかで聞いた。自分という物語の主役になれるのは自分だけだ。自分と全く同じ考え方を持っている人間は自分のほかには存在しない。自分の考え方は今までの経験によって形成されているからだ。ブログを読むことで、他人の経験に簡単に触れることができる。自分と全く同じ経験をしている人はいないので、自分の書いた文章が何かの役に立つ人もいるだろう。記録することによって自分の記憶にも残しておくことができる。自分の書く文章が誰かの生きる力になることを祈って、今日からブログを始める。

 

とまあここまで建前の理由をだらだらと書いてみた。本音も少しは混じっているが、こんな文章を書くと背中がかゆくなってくる。本音を言うと、暇つぶしとあわよくば収入源の一つになればよいという理由で始めてみた。世の中にはブログで飯を食っている人もいるらしい。現在プロブロガーとして活動している人たちのことを調べてみると、365日かなりの量の記事を投稿しているようだ。自慢ではないが自分は今まで新しく始めたことを毎日継続できた覚えがない。暇があるとだらだらしてしまい、かなり自堕落な生活をおくっている。そんな自分がブログを始めても続けていけるのだろうか。まあそれが杞憂(きゆう)に終わることを願って、とりあえずブログを始めてみる。自分のやりたいことならきっと続けられるはずだ。ブログのいいところは自分の書きたい文章を自由に書けるところなのだから。