日焼けをなめていた

久しぶりに日焼けをした。8月の晴れた日に自転車で半袖のまま3,4時間ほど走り回っていたからだ。前日に毛虫に刺され腕に湿疹ができていため痒かったこともあり、長袖を着たくないと思ったことからこのような行動をとってしまった。今は後悔している。


なぜかというと日焼けをした後の腕が真っ赤になってヒリヒリと痛くなったから。今まで感じたことのない痛みにこれはヤバイと思って家に帰ってすぐに保冷剤で冷やす。風呂では冷水につけたりもしていたが、3日間くらいは日焼けしたところが熱っぽかった。1週間後にはうっすらと水疱ができたあと薄皮がむけた。


赤くなったり痛みが出たり皮が剥けたり。これらは火傷の症状のようである。調べてみると、日焼けで火傷することもあるらしい。怖すぎである。もうちょっと長い間直射日光を浴びていたらさらに重症だったかもしれない。 


日焼けには大きくわけて2種類あるらしい。1つは肌が赤くなって皮が剥けたりするが元の白い色に戻る、もう1つは肌が黒くなるだけ。肌が赤くなるのは肌の白さを保てるという点では魅力的だが、肌のダメージは大きいらしい。肌が黒くなるのはメラニンによって紫外線を防御しているからで、色黒の人はシミができにくく皮膚がんにもなりにくいんだとか。


このメラニンが作られやすいタイプと作られにくいタイプの人がいる。小学生の時よくプールに行っていたが日焼け止めを塗らなくても肌が黒くなるだけで痛みはなかったので、自分は前者のタイプだと思っていた。肌が赤くなってヒリヒリし皮が剥けたのは初めての経験である。体質が変わったのか?と思ったが皮が剥けた後の肌を見てみるとしっかり黒くなっている。おそらく社会人になってから長らくインドア生活をおくっていたため、メラニンが少なくなって日焼けに耐性がなくなっていたのだろう。


日焼けには紫外線量が関係しているらしい。気象庁のデータによると紫外線量が1年で最も多い季節が7月と8月。そして1日で最も多い時間帯が11〜13 時である。自分は今回BESTな紫外線を浴びてしまったということだ。


自分が小学生の時より紫外線量が増えているのも日焼けがひどかった原因かもしれない。地表に届く紫外線量は観測を始めた1990年から年々増えているらしい。これからはもっと日焼け対策をしっかりとしていかなければならないだろう。


日焼け対策は美容のため肌を黒くしないというだけではなく、火傷しないために必要だということがわかった。これからは油断せずに長袖を着たりアームカバーをつけたりするなどして日焼け対策をしていきたい。