車の自動運転技術ってもう数年後には実現するくらいになってたのか

車の自動運転は夢のような技術だと思う。人間が車を運転する必要がなくなれば、交通事故の件数も減るだろうし、運転できない人も好きな時に好きなように外出できるようになるだろう。

 

自分はお世辞にも車の運転が得意とはいえない。大学生の時に免許を取ったが、社会人になってからは車を運転する機会があまりない。通勤は自転車と電車だし、仕事ではほとんど事務所から出ることがない。

 

そのため、たまに車の運転をすることになると、精神を落ち着けるため深呼吸してから乗るようにしている。高速道路を運転する時は、YouTubeで合流のコツの動画を事前に見て予習するくらいの徹底ぶりだ。

 

それほど車の運転は自分にとって大きな負担になる。さらに車の運転中は少しも気を抜くことができないのもしんどい。電車に乗っている間は本を読むことも、スマホを使うことも、眠ることもできるが、運転中はせいぜい音楽を聴くくらいしかできない。

 

もし車で通勤することになったら、かなりストレスが溜まると予想される。仕事で疲れて注意力が落ちている時に運転するのも怖い。知り合いが夜勤明けで疲れきった状態で車を運転していたら、小学生を横断報道で引きそうになったという話を聞いたことがある。

 

事故を起こして自分が怪我をするだけならいいが、誰かを引いてしまったらと思うと恐ろしくてしょうがない。事故を起こす可能性を減らすためにも、車で通勤することはできれば避けたいものだ。というかできれば少しも運転したくない。

 

車の自動運転技術が実現すれば、事故が起きる可能性は格段に低くなるだろう。既にサポカーといって衝突しそうなときのブレーキや、ペダルを踏み間違えた時の急加速防止、ライトの自動切換えなど、安全運転をサポートする機能をもった車は数多く売り出されている。

 

就活をしている時、自分にもし天才的な頭脳があれば、車の自動運転と介護ロボットを開発したいと考えていた。その2つは今の社会で実現したら、たくさんの人が幸せになれると思ったからだ。その内の一つが数年後には実現しそうになっていたとは驚きである。

 

人間が車を運転することがなくなったら、トラック運転手やタクシードライバーの仕事がなくなるという問題がある。しかし現状でこの仕事は昼夜関係なく働かなればならず、生活が不規則になる。健康に悪影響を与えてないとはいえず、もっと条件のいい仕事に転職した方がいいかもしれない。

 

人間が車を運転することがなくなったら、交通事故が起きた場合に誰が責任をとるのかという問題もある。しかし人間は必ず失敗をする生き物である。自動運転技術を利用した方が確実に事故の件数は減るはずだ。

 

車の自動運転技術が実用化されたらいろいろと問題が出てくるだろうが、その問題を盛り越えることで快適な生活を手に入れることができるだろうと思う。