Word2016の読み上げ機能はアンドロイド感あるがチェックに役立つ

ブログなどで文章を書いた時に、誤字や脱字がないかをチェックするため、今までは全文を音読するというアナログな方法でやってきた。

それがWord(ワード)の読み上げ機能を利用すれば、音読の必要がないことに気づいた。1000文字程度なら音読は苦にはならないが、3000文字を超える音読はかったるい。

設定は「クイックアクセスツールバー」から行う。なんだそれ?という人はWordを開いて左上に注目してほしい。初期設定では「上書き保存」や「戻る」ボタンがある。そこが「クイックアクセスツールバー」だ。

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クイックアクセスツールバー詳細設定 その他のコマンド


いくつか並ぶボタンの1番右にある横線と三角の箇所をクリックし、「その他のコマンド」を選択すると、クイックアクセスツールバーのカスタマイズができる画面が開く。そこから「読み上げ」を探し出して追加し、OKをクリックすると、新たに左上に「読み上げ」ボタンができる。Aから音波が出ているような絵のボタンだ。


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クイックアクセスツールバーをカスタマイズ 音声読み上げ 追加

カーソルを文の先頭において「読み上げ」ボタンを押すと、Wordが文章を読み上げてくれる。これで長文を音読するストレスから解放され、文章のチェックを行うことができる。

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音声読み上げ機能を使う

Wordの読み上げ機能の声には少し特徴がある。今回はWord2016を使用したが、OSやWordのバージョンによっては使えない場合もあるらしい。使える人は音声読み上げ機能を追加し、ぜひなんともいえないアンドロイド感を味わってみてほしい。初音ミクなどのボーカロイドを知っている人なら懐かしさも感じるだろう。