Word(ワード)の「Dictation」が突然使えなくなったので「Windows音声認識」を使うことにした

今まで音声入力をするためにダウンロードしたWordのディクテーション機能を使っていた。Wordの中のDictationタブから簡単に使えるというメリットがあるものだ。だが突然それが使えなくなってしまった。


ある日いつものようにパソコンでWordを開くと昨日まであったはずの「Dictation」タブが消え去っていた。そしてホームタブの中に「ディクテーション」ボタンができていた。ボタンが残っていてよかったと思って使おうとすると、このボタンからは日本語を選ぶことができない。これでは日本語での音声入力に使えない。

 

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ホーム→ディクテーション→日本語がない

これだからパソコンは…便利なものなのに不可思議なことがおこるものだ。「ディクテーション 消えた」でGoogle検索をしてみたが、解決方法を見つけることはできなかった。ダウンロードをもう一度やり直しても変化なし。最近Wordを開いたときに許可とかよくわからない表示が出てきていたので、それが原因だったのかもしれない。仕方がないので、他の音声入力方法を探すことにした。

 

自分は文章を作成する時にWordを使用している。そのため、直接Wordに入力できるものを探して「Windows音声認識」を見つけた。「Google 音声入力」はGoogle ドキュメントに入力することはできるが、直接Wordに入力するのは無理らしい。「Windows音声認識」はWindowsのスタートボタンから検索して開くとよい。使い方は簡単で、マイクの絵のボタンを押すと音声入力を開始し、もう一度押すと終了する。

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音声入力の開始

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音声入力の終了

使ってみて言ったことと入力される文字があまり合ってないないと感じた場合は「音声認識レーニング」を行うことをおすすめする。これは音声データを集めることで、音声認識の精度を高める機能だ。ツールバーを右クリック→構成→音声認識の向上で、音声認識レーニングの画面が開く。あとは指示に従って文字を読み上げていくだけだ。アナウンサーの話し方をイメージしてゆっくりはっきり読み上げると認識されやすくなった気がした。

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右クリック→構成→音声認識の向上

レーニングには10分ほどかかるので、時間に余裕のあるときにやったほうがよさそうだ。1回だけでなく何回かやるとさらに音声認識の精度を上げられる。「Windows音声認識」を使いこなして文章を早く書けるようにしていきたい。