時には休むことも大切

よく自分を成長させるためには目標を立てればよいと聞く。それも明日とか明後日とかの目標じゃなくて10年後、20年後の目標がいいらしい。なぜかというと人生でなにをすればいいのかわからないという悩みがなくなるから。


それに10年後とかなり先の目標なら今日は目標が達成できなかったと落ち込むこともない。自分は大学受験の直前に第一志望校に合格した未来の自分に向けて手紙を書いたが、不合格になってしまいその手紙を開封せず破り捨てたという苦い経験がある。まあ大学に通い出してからはそんなことすぐに忘れたが。


要するに目標が達成できずに落ち込んだ時には休めばいいということだ。どんなにつらいことがあったとしても人間は忘れるようにできているので時間が解決してくれることが多い。


成長というものは階段を一段一段登っていくようなものではない。一段も上がれずその場に留まり続けるときがあれば、一段とばしや三段とばしで上がるように成長するときもある。気がついたらある日突然できるようになっていることがあるのだ。


小学生の時になわとびの二重飛びを毎日練習していたが、全く飛べるようにならず風邪を引いて数日間寝込んだ。もちろんその間は全く練習していない。そして病みあがりで体調が万全でないときに二重飛びをしてみると、なぜか急に飛べるようになっていた。


社会人になってからバタフライを泳げるようになりたいと思い週3で練習していたが、25mで疲れ果ててしまい前に進まなかった。だが一向に泳げそうな気配がなかったので、しばらく練習を休んだ。そして1週間ぶりに泳いでみると、なぜか50m余裕を持って泳げるようになっていた。


現在タイピングを平日に毎日練習しているが、土日は全くしない。それにも関わらず休み明けの月曜日のほうが、10分間に打てる文字数が金曜日と比べて多くなっている。


自分が成長するためには休むことが必要なのかもしれない。ブログも毎日1記事を必ず書こうとするとしんどいが2、3日休むことでまた書きたくなってくる。継続するために定期的に休んでいきたい。