公園で警察音楽隊の演奏をきいた

偶然通りがかった公園で警察音楽隊が演奏をしていた。天気が良かったためかかなり多くの人が見に来ていた。刑事ドラマメドレーも演奏していた。警察が実態とはかけ離れている刑事ドラマのテーマを演奏するとはなかなかシュールだ。

 

そういえばじいちゃんから警察音楽隊に入った知り合いの話をきいたことがある。その人はもともと普通の会社員をしていたが、仕事が合わず警察の試験を受けて警察音楽隊に入ったらしい。自分の好きな音楽を仕事にできてとても楽しそうだったといっていた。

 

警察音楽隊に入るのってどうなんだ。音楽をしているだけで給料がもらえるんだったらいいなあと思いながら調べてみたが、現在の警察音楽隊は部活のような扱いらしい。普通に警察として入って何年か働いた後に、警察音楽隊に入る希望を出すことができる。そこで希望が通れば警察音楽隊に入れる。しかし通常の業務もあるので練習は業務時間外にする。

 

警察音楽隊に入ればそこまで音楽の実力がなくても給料がもらえるといううまい話ではないらしい。今はともかく昔どうだったのかは知らないが。どうしても嫌なことをして働きたくないという思いから、少しでもうまそうな話があれば都合よく考えてしまう。好きなことを極めることができれば仕事にすることもできるかもしれないが、結局どれも中途半端だ。

 

なにがきみーのしーあわせーなーにをしーてよーろこぶーわからないーまーまおわるーそーんなのはいーやだーというメロディーが頭の中でリピートする。好きなことを仕事にできるのは理想だが、人間働くことだけが人生ではない。肩の力を抜いてもっと楽に生きていきたいと思う。