4回目の北海道旅行

9月の第2週に6泊7日で北海道旅行をすることにした。これで自分が北海道に行くのは4回目である。

 

初めて北海道旅行に行ったのは高校生の時の修学旅行。3泊4日で阿寒湖、摩周湖旭山動物園、牧場とかに行った。

 

行きと帰りだけ制服を着るという謎ルールのせいでLサイズ(7泊〜用)のキャリーケースを持っていくはめになった。そして修学旅行生にはエレベーターを使わせないというホテルがあり、重いスーツケースを持って長い廊下を歩かされ5階まで階段で上がらされたことは未だに恨みに思っている。

 

札幌での自由行動でアニメイトとかに行ってギリギリに戻ってきたら、別行動した班員が迷ってちょっと遅れて帰ってきて先生に叱られ、なぜタクシーを使わないんだと言われたのも覚えている。

 

一番楽しかったのがラフティング。ラフティングはボートに乗ってする川下りのこと。その川が空知川でスタッフの名前がトッシーだったので、当時銀魂にはまっていた班員たちと一緒に盛り上がった。1、2、1、2と声を出しながらパドルを漕ぎ、流れの早いところではWhooooと言いながら流れに身を任せる。水しぶきも気持ちよくジャム作りでなくラフティングを選んでよかったと思った。

 

ジンギスカンは味は悪くないが臭いが食欲をそそらない。バイキングの茹でたカニは食べにくいし味も微妙だが、カニのみそ汁は美味しかった。

 

お土産には阿寒湖のマリモとまりも羊羹とじゃがポックルを買った。まりも羊羹はゴム風船に入ったピンポン玉型の羊羹。爪楊枝で刺して穴をあけるとツルンっと光沢のある羊羹が出てくるのがカ・イ・カ・ン。じゃがポックルってほぼJagabee(じゃがビー)じゃね?

 

2回目の北海道旅行は親とさっぽろ雪まつりの時期に。札幌の駅近くにホテルをとって電車とバスで移動。

 

札幌駅からホテル近くの駅までは地下道でつながっていたので、スーツケースを引いて歩きやすかった。地上に出ると道は雪と氷に覆われており、滑り止めを買って靴に装着したが滑る滑る。目の前で滑って転ぶ人を何人も目撃した。

 

大通会場は雪像がいっぱい。自衛隊が作ってた宮殿と彫像がすごかった。市民が作ったものはカオナシとかチコちゃんとかキャラクターがかわいい。日が落ちるとプロジェクションマッピングも。さっぽろテレビ塔から見た大通り公園は色とりどりできれいだった。

 

すすきの会場は氷像が並ぶ。横にはコンクールの賞が書かれており、最優秀賞とか評価の高い作品ほど削り方が細かくて美しかった。にぎやかなネオンの光が氷像を照らしていい感じ。

 

つどーむ会場は雪のすべり台が楽しかった。一番混雑してたのがドーナツ型のチューブそりに乗って滑るやつ。滑るところが氷でそのままお尻で滑るやつは着地が難しい。的に雪玉を投げるコーナーでは雪がうまく固めらなくて的に当たるまでにバラバラになった。おもしろいポーズの人型やどん兵衛から湯気が出ているかのような撮影スポットも。

 

小樽へは夕方くらいから行った。日が落ちる前に見た小樽運河は特に感動はなかったが、ライトアップされた光きらめく運河はきれいだった。道の両側には雪で作ったキャンドルが並べられていていい雰囲気。

 

支笏湖氷濤まつりにもバスで行った。オブジェがとにかくでかい。氷漬けにされた魚の水族館があったり、ドーム状の空間に氷のシャンデリアがあったり、一面緑にライトアップされた洞窟があったり、何十人もがらせん階段を登って頂上から会場を一望できるような頑丈な雪の建造物があったり。行ってよかったと思う。

 

3回目の北海道旅行は社員旅行で。登別マリンパークニクス洞爺湖有珠山さっぽろ雪まつりもちょっと見た。

 

登別マリンパークニクスはお城のような建物の水族館で、リングプールをくるくる泳ぐアザラシとペンギンの大行進が印象に残っている。

 

洞爺湖近くのお土産屋が銀魂推しで、銀さんの乗ってるバイクがあったり洞爺湖の文字が掘られた木刀が大量にあったり。泊まったホテルが近くて広い露天風呂から洞爺湖を一望できた。

 

有珠山はロープウェイで上り山頂からの景色を楽しんだ後は、雪が積もっていたので下りの時間までそりで滑ったり雪うさぎを作ったり。

 

雪まつりつどーむ会場は平日で空いておりすべり台を滑り放題だったが、人目を気にして控えめに。大通会場は開催前日の夜に制作中の雪像を見て、翌朝早起きして完成品もちょっと見に行った。

 

4回目はパートナーと。9月初めで雪の心配がないためレンタカーでまわる予定。北海道は広くまだまだ行ったことのないところが多いので楽しみである。

仕事で雑用をやりたくない

雑用とはスキルや知識がなくてもできる簡単な仕事のことである。ゴミ捨て、お茶くみ、コピーなどがよく言われる。少ない言葉で雑に指示が出せるので、優越感を得たい上司はよく部下に雑用をさせようとしてくる。

 

前の職場では元々自分の仕事ではないのに暇そうだからこれもやっておいてとコピーや入力作業など上司から仕事を押しつけられるのがストレスだった。ちょっとでも暇そうに見えると後ろから見ている上司が指示を出してくるので、忙しそうに仕事する演技をするのが大変だった。

 

ちょっとでも不満そうな態度を見せると、わざわざあなたに仕事をさせてあげてるんだからと恩着せがましく言われたこともある。別に自分はその仕事がやりたいなんて一言も言ってないんだか。元々その仕事をやってたパートの人に頼むよと言われた時にどうぞどうぞと言ってしまえばよかった。

 

今の仕事は自分の仕事の範囲がきっちり決まっているので、そんなストレスからは解放されている。暇そうに見えるからと追加で仕事を押しつけられることもないし、コピーや入力など単純作業をひたすらやらされることもない。

 

ある程度自分の考えでできる部分があるのもいい。ゴールは決まっているのだが、そこに至るまでにどのような方法を使うかは自由である。どうやって手順を少なくするか、どうすれば後から簡単に変更できるか、試行錯誤するのが楽しい。

 

雑用でも一生懸命やれば自分を成長させられるなんて嘘である。ゴミ捨てなんかいくらやっても家庭と業務用では分別方法が違うということがわかるだけだし、いくら美味しいお茶を入れたからといってそれで出世することなんてない。

 

コピーを何百枚もとった時はひたすらコピー用紙をセットしで並べる作業をし続け、精神が死にかけた。電話対応はどんな仕事をしていても急に中断して電話に出なければならないのがストレスだし、仕事の効率も落ちる。新人は先輩よりも早く電話を取らないといけないというプレッシャーもしんどかった。

 

雑用はしんどくストレスが溜まるのに誰でもできる簡単な仕事だとみなされるせいか、褒められることも評価されることもない。雑用ばかりやってると給料も上がらないのでやるだけ損である。雑用ばかりやらされる職場から離れられてよかったと思う。

「若いっていいわね」という人の気持ちがわかるようになった

自分が初めて働いた職場は自分以外が40才以上だったので「若いっていいわね」と言われることがよくあった。当時は就活で苦労していたこともあり、若いというだけでいいことなんかないのにと複雑な気持ちだったのだが、今になってそう言っていた人の気持ちが少しわかってきた。

 

若いことの最大のメリットは運動能力の高さと健康の維持しやすさである。

 

運動能力テストによると男女とも17歳ごろがピークでその後は緩やかに低下していく。40代後半からは著しく低下していくらしい。

 

スポーツ選手なら年齢が重要。有名なスポーツの世界大会で入賞するような選手なら子どもの時からやってる人がほとんど。サッカー選手なら20代が全盛期で30代はベテラン扱い、フィギュアスケート選手は10代から活躍し始め20代で引退する人が多い。

 

そこまで極めないにしても運動能力が高いのは若さのメリット。TVでたけし城を見たのだが回転する障害物の上を飛んで走り抜け唯一クリアしたのは高校生だった。ほぼ社会人の他の参加者と比べて体が軽く動きが速いように見えた。

 

自分が大学生の時の教育実習で小学生とドッジボールをした際に、全然ボールを避けられなくなっていたのに衰えを感じたことがある。自分が小学生の時は避けるのは得意でいつも最後の3人には残っていたのに。

 

健康診断では若い人ほどA判定、異常なしになる人が多い。血圧も血糖値も基準値以上で引っかかるのは年齢が高い人である。

 

自分も年をとって気になることが増えてきた。筋肉痛が遅れて来たり、白髪が増えたり、踵(かかと)が夏でもカサカサになったり。

 

50代の両親は目も耳も悪くなってきたと聞く。老眼と近視の悪化がダブルでくることもあるらしい。

 

80代の祖父母は腰が痛い、手の指が曲がったまま戻らない、入れ歯のせいで硬いものが食べられず味もわかりにくい。とか日常生活に影響大なことばかりである。

 

自分は若さによって運動と健康の面で恵まれているということがわかった。若いというメリットを活かして今しかできないことに挑戦していきたい。

会席料理を食べてきた

会席料理とは宴会や会食で用いられるコース形式の日本料理のことである。料亭や宴席などで出されるもので品数も多い。刺し身、煮物、揚げ物なとが順番に運ばれてきて最後に飯と汁物がくる。

 

ちなみに同じ読み方の懐石料理は茶室でいただく軽めの食事である。茶をおいしく飲むための料理で基本は一汁三菜。飯と汁は最初に提供されるらしい。

 

量の少ないコース料理を懐石料理と呼ぶこともあるそうなので、カイセキリョウリと聞いただけでご馳走だと思いこむとがっかりするかもしれない。

 

今回自分が食べたのは会席料理のほう。梅酒、枝豆豆腐、帆立のジュレ掛け、鱧湯引き、太刀魚焼き、刺し身、牛ステーキ、冷製茶碗蒸し、茄子挟み揚げ、すまし汁、鮎ご飯、果物が出てきた。

 

机の上には献立表が置かれていたのだが、見たことのない食材や普通には読めない漢字が書かれていたので、スマホでググったり店員に聞いたりしながら食べた。漢字で書くことによって逆にわからないものもあったり。

 

初めて食べたのは順才とはす芋の茎。

 

順才はジュレに混ざっててなんかヌルヌルしてるものだった。淡水の沼や池に生息している水草らしい。

 

はす芋の茎はスポンジ状に小さな穴がたくさんある白いシャキシャキとした食感のもの。はす芋は里芋の仲間で茎を食べるために作られている品種だとか。

 

漢字が読めなかったものは飛龍頭、木耳、烏賊。

 

飛龍頭は「ひりょうず」と読む。くずした豆腐に山芋や卵や野菜などを混ぜ込んで油で揚げたもので、がんもどきのこと。ポルトガル語のフィリョースに作り方がよく似ていたから読み方の似ている漢字で表して飛龍頭と呼ばれるようになったという説がある。漢字のイメージでもっとごちそうだと思ってたのでちょっと騙された気分に。

 

木耳は「きくらげ」と読む。木に生える耳のような形をしたきのこだから木耳。海のクラゲのような食感だからきくらげと言うらしい。由来はわかるが、漢字と読み方が一致してないんだから欲張らずどちらかに合わせればいいのでは。

 

烏賊はイカのこと。読み方がキラキラネームの類だしなぜ海の生物なのに陸のカラスなのか。一説によると死んだふりをして海面に浮かんでいるイカをカラスが突っつきにきたところ、イカが突然カラスを絡めとって海の中に引きずり込んでしまった、という話から「烏」を襲う「賊」で「烏賊」になったとか。そんなばかな。もしそんな場面を見たら恐怖で夜しか眠れなくなってしまう。

 

帆立(ホタテ)、伊佐木(伊佐木)は読めないことはないが当て字っぽい。ぱっと見てどんな食べ物かわからなかった。漢字じゃなくてカタカナで書かれていたらすぐわかったのに。

 

一皿ずつ運ばれてきて食べ終わると次のが運ばれてくる。一皿の量は少ないが時間をかけて食べるのでけっこうお腹いっぱいになった。一時間半が経過していた。

 

物価高の影響かコース料金は高くなったのに5年前よりも感動がなかったのが残念。普段は食べないものや家では作らない料理が食べられたのでよかったと思う。

あまりよくない吹奏楽部の思い出

アニメ『響けユーフォニアム』を吹奏楽部の青春スポコンものを期待して見てみたら、わりと人間関係がギスギスしている話が多かった。真剣に練習するよう言ってた部員を完全無視したとか、上手い後輩ではなく上手くない先輩がソロパートを担当するとか、ソロに選ばれた後輩を選ばれなかった先輩を慕う先輩が責めるとか。

 

なかなかストレスフルな話が多く、自分が吹奏楽部に入っていたころのことを思い出した。自分が高校で入った吹奏楽部は弱小でコンクールの地区予選で銅賞しかとったことないのに、上下関係が厳しくて楽しく演奏もできなかった。顧問の先生は強豪の合唱部と掛け持ちで、吹奏楽部にはたまの合奏のとき指揮をしに来るだけ。

 

ちなみに銅賞というのは3位ではない。コンクールに出場した高校には金賞か銀賞か銅賞のいずれかが与えられるので、銅賞は全体の3分の1以下でダメな方の演奏だったということである。金賞なら上位には違いないが金賞でも予選を通過できないことがありそれをダメ金という。


アニメではオーディションでコンクールに出る人を決めていたが、そんなものはなく自分は中学生のとき吹奏楽部に入っていないという理由だけで外された。そして初心者なのに何も教えてもらえず1人で放置される。暇なので耳に入るコンクール課題曲のメロディー(主旋律)を吹いてみたりしてたら、先輩から呼び出されてコンクール出ないのに吹いてたことを注意されるという恐怖体験をした。指導はしないのに聞き耳は立ててるのかよ。


2年で辞めたがもっとさっさと辞めて他の部活に入っていればよかったと心から思う。吹奏楽部に入ってよかったことは授業を休んで野球応援に行けたのと、楽器の名前に詳しくなったことくらい。

 

トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、フルート、サックスなど見れば名前を言える。主人公の演奏してる楽器はユーフォニアムじゃなくてユーフォニウムと呼んでいた。調べてみると英語読みかドイツ語読みかの違いでどちらも正しいらしい。

 

アニメで吹奏楽部に弦楽器であるコントラバスの部員がいたので驚いたが、わりとよくあることらしい。自分の高校の吹奏楽部では初心者であまりやる気のない人がコントラバスをやっててすぐ辞めたので一時しか存在せず、珍しいことだと思ってた。

 

コンクールで金賞をとって全国大会出場を目指すか、そんなの関係なく楽しく演奏するかで対立するのはどこの吹奏楽部でもありそう。強豪校は顧問の先生の指導力がすごく、肺活量を鍛えるためにランニングしてるイメージ。

 

アニメでは先生が全国大会出場を目指すかどうかを多数決で決め、一部の反対がありながらも練習量を増やし、コンクールに出る部員をオーディションで決めていくうちにみんなが全国を目指す雰囲気になっていった。受験のためにやめた部員もいたが、残った部員たちが一生懸命に練習して結果が出たのはよかったと思う。

 

吹奏楽部あるあるが多かった。トランペットとチューバではマウスピースの大きさが全然違うとか、マウスピースを水道で洗うとか、管を抜いて内部を掃除しグリスやオイルを塗るとか。練習するのは校舎の周りや空き教室で、合奏では音を合わせるためにチューナーを使いテンポを合わせるためにはメトロノームを使う。

 

吹奏楽部に入っていたことであるあるがわかったり、聞いたことのある曲を聞いたときにテンションが上がったりした。吹奏楽部にはよくない思い出もあるが、それも含めてアニメを楽しめたのでよかった。

家族のために仕事していると本当に言えるのか

「俺(私)が養ってやっている」ほど家族から言われてムカつく言葉はない。幸運なことに自分は家族からこのようなことを言われたことはないが、もし言われたら絶縁するだろう。

 

養うとは衣食住を与えて生活させることである。仕事をして生活費を稼いでくるだけで家事を全くしない奴がこんなことを言っていたら、金だけでは生活していけないことを教えてやりたい。超高収入で家事代行者とベビーシッターを365日雇っている人は別だが。

 

そもそも養ってやっているというのが上から目線なうえに恩着せがましい。誰も養ってくださいなんて頼んでいない。それにそんなことを言ってくる奴は生活費を稼いでいることを理由に自分の主張を押し通そうとする。

 

反論するとじゃあ自分が家事やるからお前が自分と同じくらいの給料を稼いでこいとか言い出す。仕事をしたことがないor離職期間のある人が現役で働いている人と同じ給料を稼いでくることは、日本の社会構造上ほぼ不可能だとわかっていながら。

 

人ができないことを理由に自分の正当性を主張するのはおかしい。そもそも生活費を稼いでいるというだけで家族にマウントをとるのが理解できない。仕事がしんどいから家族に当たりたいのだろうか。

 

労働時間が長い、仕事量が多い、給料が安い、職場の人間関係が悪い。全てそういう職場で働き続けていることが原因なのに、それを家族のせいにするのはお門違い。さっさと転職しろ。

 

家族が掃除や洗濯、料理をしてくれると素直にありがとうと言えるが、仕事をしてくれてありがとうとはあまり思わない。家族のために仕事をしていると言う人は独身だったら仕事をしなくてもいいのか、いやそんなことはないだろう。独身でも親が資産家ではない限り仕事をしなければ生活できない。

 

結婚してから独身の時の2倍以上の収入を得られるくらい働く。

家族が住みたい場所に合わせて働く場所を変える。

自分の希望は一切考慮せず家族が希望する業種、職種で働く。

 

家族のために仕事していると主張してもいいのはそういう人だけである。ただし家族から愛想を尽かされたくなければ、養ってやっているとは絶対に言ってはいけない。「家事・育児をしてくれている」家族に心から感謝していれば、自然と自分も感謝されるはずである。

 

そもそも結婚してから稼いだお金は夫婦の共有財産だと法律で定められている。それに文句を言っている奴はそんなことも知らずに結婚したのか?家族を養うのは当然のことなのに。自分の稼いだお金を自分だけのために使いたい人は一生独身でいるべき。

 

専業主婦(夫)は家事育児をやって当然だと思っている人は逆の立場で考えてみてほしい。生活費をもらうだけで365日料理・洗濯・掃除できますか?独身なら仕事+家事をやって当たり前、シングルマザーやシングルファーザーなら仕事+家事+育児をやって当たり前である。なのに専業主婦(夫)と結婚した人は仕事をやるだけでよくなるなんて、意味がわからない。

 

家事をやらなくていいのは、長時間労働&高収入で生活費+αを渡すことを条件に休日以外の家事をやってもらうという契約で専業主婦(夫)と結婚した人だけである。そんな契約もしてないのに結婚した相手に仕事を辞めさせて家事をすることを強要する奴はパワハラで訴えられればいい。育児をするのは親の義務なので2人でするのが当たり前である。家事も子育ても全くできないほど忙しくて仕事が趣味の人は結婚しない方がいいだろう。

 

私と仕事どっちが大切なの?という質問への模範解答は君が1番大事には変わりないが、君に不自由させないために仕事も大切だである。まあそういう質問が出るときは労働時間が長すぎるとかだいたい労働環境がブラックなので転職を考えたほうがいいと思うが。

 

現代の日本で家族のためだけに仕事をしている人なんてほとんどいないだろう。なのに未だに養ってやっているなんて言う奴がいるのが理解できない。家族を養うのは当然のことだという意識がもっと広まり、家族にマウントとる奴がいなくなればよいと思う。

松江城に行ってきた

2022年6月松江城に行ってきた。

 

松江城(まつえじょう)は現在の島根県松江市にある江戸時代の城である。現存天守であり国宝指定された5城のうちの一つ(他は犬山城松本城彦根城、姫路城)。

 

松江城は黒い木造の5階建ての城で、かなり太い柱が城の内部を突き抜けていたのが印象的。建物の中に2つの階にまたがる通し柱がいくつもあった。地下の井戸は現存天守で唯一、天守内にあるという点で珍しい。

 

城の周りを囲む堀川は宍道湖とつながっており薄い塩水(汽水域)である。その堀を周る遊覧船にも乗った。堀川めぐりは3箇所から乗り降りができ、3.7kmを約50分間かけて遊覧する。

 

船ではいくつもの橋の下をくぐるのだが、低い橋をくぐるときは船頭さんが橋にぶつからないように屋根を下げてくる。それがなかなか低いので頭を下げる必要があり、45度くらいは前屈していた。

 

堀川めぐりは一回料金を払って受付すれば、何度も乗ることができるので移動に使うのもいい。船頭さんによって解説に個性があるので2回乗ってもそこそこ楽しめた。

 

松江城の周りには武家屋敷とか、怪談話で有名な小泉八雲記念館とかもある。特によかったのが石きつねがいっぱいいる城山稲荷神社。八雲が愛したと言われる石きつねの他にも、奉納された白い陶器製のきつねもたくさんあって見ごたえがあった。

 

松江城は周りの観光も合わせるとけっこう楽しめた。行ってよかったと思う。