Word(ワード)の表は謎機能があるしやっぱり使いにくい

Wordは文書作成のために使うというイメージが強く、自分は今まで片手で数えられるほどしかWordの表を利用したことはなかった。だがパソコン講座に通ってWordの表に今まで知らなかった機能があることを知った。だがWordの表は使いにくく、表を使うならやっぱりExcelのほうがいいという結論に至った。

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挿入→表


Wordで表を使うには挿入→表から。Wordの表でもSUM(合計)などの計算式を使うことができる。まずは計算結果を入れたいセルにカーソルを置き、レイアウト→計算式をクリック。別ウィンドウが開いたら計算式を「=SUM(B2+B3+B4)」のように入れてOKをクリックすればいい。ちなみに「=SUM(ABOVE)」を入れるとその列の数値を合計できる。

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レイアウト→計算式


だがWordの表はExcelのようにデータを追加・削除した時に計算結果を自動更新してくれないし、計算するセルをクリックして指定することもできない。オートフィル機能がないので計算式を簡単にコピーして使うこともできない。


またWordの表には列と行の名前が表示されてない。そのため計算したいセルを指定する時に左から2番目で上から3番目だからB3というように、いちいち数えなければならないのが面倒くさい。セルの離れた箇所を2つ以上選択するとセルの結合や分割などの操作をすることができなくなってしまうのも面倒くさい。


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レイアウト→セルの結合クリックできない


これらは親切機能がないというだけなので、まだ温かい目で見ることができる。コンビニでサラダを買ったらドレッシングがついてなかったようなものだ。サラダのドレッシングが別売りだったからといって客が文句をいう権利はない。当然やってくれると思っていたからといって、おせっかいしてくれないと文句をいうのは我儘(わがまま)だ。


しかしおせっかい機能がないというだけではなく、使いづらいだけで必要性のない謎機能もある。それはルーラーを表示したままだとダブルクリックして表の列幅を自動調整できなくなってしまう機能だ。この機能はあまりにも意味がないのでバグのようなものだと思う。自分はルーラーを表示したままWordを使っていたので、Wordの表は列幅の自動調整ができないものだと誤解していた。


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表示→ルーラー表示


列幅を自動調節できるようにするためには、ルーラーを消さなければならない。表示→ルーラーのチェックを外して、ルーラーを非表示にする。そして列の境界線にマウスポイントを合わせて、ポイントが←||→に変わったらダブルクリックするとよい。

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表示→ルーラー非表示


Wordの表にはおせっかい機能がないしよくわからない謎機能もあるので、表を作るならやっぱりExcel(エクセル)が1番だ。どうしてもWordで表を使いたいならExcelの表をWordにコピーするという方法もある。

ya-makun.hatenablog.com


「餅は餅屋」ということわざにもあるように、表のことは表の専門家であるExcelに任せるのがベストだと改めて思った。