ヨガは身体のストレッチだけでなく、精神の安らぎにもいい

スポーツジムでいくつかのヨガの教室に参加してみた。ヨガとは、さまざまなポーズをしっかりと呼吸をしながらとっていくフィットネスである。ヨガはポーズがかなりたくさんあるため、教える先生によってかなり内容が違っていた。ゆっくり呼吸しながらゆったり体を動かすところは共通している。

 

ヨガはもともとインドの宗教の修行法であった。そこから動きや要素が取り出され、フィットネス・エクササイズとして世界中で流行した。ヨガの基本になっているのが、呼吸とポーズと瞑想である。ちょうど日本でヨガが流行った時期にオウム真理教が事件を起こしたため悪いイメージがつきまとい、しばらく下火になっていたらしい。

 

ヨガは宗教を元にして生まれたものだし、瞑想という言葉には宗教的な物を感じる。エアロビクスや他のダンスの教室と比べて、部屋を暗くしてゆったりと行うヨガには独特の雰囲気がある。それによってなんとなく精神が安らぐ気がする。

 

ヨガにはかなりの種類のポーズがあるのだが、その中でもいろんな先生がよく使っていたポーズが「チャイルドポーズ」である。これは正座をした状態で体を前に倒してできるだけ床に近づけるポーズだ。いろんなポーズを取った後の休みとして使われることが多かった。

 

もう一つは「ラウンドドック」という下を向いた犬のポーズである。両手両足を床について、「く」の字に体を持ち上げできるだけお尻を高く上げる。両手両足に均等に体重を乗せることが大切で、うまくできなければかなりしんどいポーズだ。

 

他にも太陽礼拝、三日月のポーズ、魚のポーズ、英雄のポーズ、猫のポーズなどがある。体と心をゆったりとさせ、柔軟性を高める運動としてはかなりよいと思うので、また時々参加してみたい。